| [概況] |
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[景気] 11月工作機械受注短観、初のマイナス:日本工作機械工業会が27日発表した11月の「工作機械受注短期観測調査」によると、受注総額の判断指数(DI=受注が増加すると回答した割合から「減少」の割合を引いた値)は、11月マイナス1.5、12月見通しマイナス3.0となった。マイナス水準への落ち込みは、2005年1月の調査開始以来初めてという。 |
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[動向] <企業> シャープ、太陽電池を欧州生産:シャープは27日、欧州2位の電力会社である伊エネルと合弁で、薄膜型太陽電池生産を始めると発表した。現在、薄膜型太陽電池パネル装置生産の世界1位米アプライド・マテリアル 2位アルバック 3位東京エレクトロン。 <再編> 農研機構、産総研と研究協力:農業・食品産業技術総合研究機構と産業技術総合研究所は、連携協力協定を調印した。期間は2010年3月まで。生物、情報通信、環境・エナルギーの3分野を軸に連携を進めていくという。 <環境> 中国原発、2020年までに7000万kw:中国政府は、2020年までに7,000万kw(100万kw級原発70基)の原子力発電所を建設する。当初計画4,000万kwを大幅に上回る計画という。 <政策> アジアのインフラ整備促進:経済産業省は、経済成長が見込めるアジア各国に港湾などを提供することを目的として、官民パートナーシップ(PPP)を推進するための研究会を発足させる。08年度内に報告書をまとめ、日本企業のアジア進出拡大に役立てるという。 <国際化> 中国では、三浦工業が二つの研究機関と工業用ボイラーの省エネルギーや環境保護に関する研究協力を進める、市光工業が自動車用ランプを増産10年までに5割増の年産36万個へ、和興フィルタテクノロジーは自動車用オイルフィルターやエアクリーナーなどの第2工場を建設3年後に年産150万個売上高5億7,200万個をめざす。シンガポールでは、三菱重工業が新都心プロジェクト向けにターボ冷凍機9台を受注した(約十数億円程度か)。ロシアでは、日立ツールが切削工具を拡販09年度年2億円へ。アラブ首長国連邦(UAE)では、IHI建機がミニショベル市場へ09年中に参入する。ブラジルでは、スズキがサトウキビなどを原料とするバイオエタノールを25%混合した燃料(E25)で走るバイオエタノール車を市場投入した。 |
| [機械技術開発] |
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<新エネルギー>
発電効率2割向上、薄膜型太陽電池
サスティナブル・テクノロジーは、発電素材を挟むガラス基板に薬液を塗布して厚さ100-300ナノ(ナノは10億分の1)メートルの反射膜を作ることにより、シリコン薄膜型太陽電池の発電効率を2割以上向上させた。現在、低コストが売り物で普及が始まっているが、7%程度と低い発電効率を向上させる試みのひとつ。 |
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<環境>
コピー紙をオフィスで再生
シードは、使用済みコピー紙と水を投入するだけで、紙を溶かす「溶解」と再生紙を作る「紙すき」機能を持つ、古紙再生装置を開発した。装置の高さ120cm、幅65cm、奥行き150cm。2009年5月頃までに発売。価格は800万円程度という。 |
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<ナノ加工>
ウェハー搬出入のゴミ削減
TDKは、留め具や駆動部などの摺動部分を壁面に内蔵させたりすることで、ゴミの発生が少ないシリコンウェハー搬出入装置を開発した。32ナノ向け露光装置のウェハーを載せるステージ部分などとして売り込む。2010年ごろの量産が見込まれているという。 |
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<マイクロ>
刃先形状1ミクロン調整、歯科医用ドリル
デンテックは、人工の歯を埋め込むインプラント手術用の「切れやすく、切れすぎない」長さ3cm程度のドリルの刃先を作ることを目的として、1ミクロン(ミクロンは1/1,000mm)単位で調整を加えて完成させる。切れないと手術が長引き、切れすぎると必要以上に骨が削られて神経が傷ついてしまう。同社はこのドリル分野のシェア7割以上という。 |
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<マイクロ>
「液状化」 微細なアワで抑制
国土技術政策総合研究所は、砂地盤に大きさが10-100ミクロン(ミクロンは1/1,000mm)の気泡を含んだ水を注入して、震度5程度の揺れを発生させたところ、液状化現象が抑制されることが判明した。大規模災害用に、3年後をメドに実用化を目指すという。 |
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<自動車>
タイヤ監視システムの開発
横浜ゴムは、タイヤの空気圧などを従来のハーネスに代わり無線で運転席に伝達し、トレーラーなどの連結車両でも使えるタイヤ監視システム「HiTES」を開発した。走行中のパンク検知や省エネ運転などにも有効。来春の発売を目指すという。 |
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<自動車>
車向けステンレス鋼
日本金属工業は、ステンレスにクロムを10.5%以上含めることにより、衝撃を吸収する「伸び」を現在のハイテン(高張力鋼板)材に比べて2.5倍となる、自動車の骨格部品用ステンレス鋼を開発した。コストは2倍近く高くなるが、軽量化の需要は高くなると判断。2010年代前半への採用を目指すという。 |
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<生産>
複合窒化物薄膜による高温用圧電センサー
産業技術総合研究所秋山守人プロセス計測チーム長、蒲原敏浩産総研特別研究員とデンソー基礎研究所は、窒化アルミニウムにスカンジウムを固溶させることにより、500℃と耐熱性に優れ、高い圧電性を示す薄膜の圧電センサーを開発した。自動車、航空機、発電機、化学プラントなどの制御や安全管理用センサーへの応用が期待できるという。 |
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<ロボット>
複数ロボ連携で店舗案内
国際電気通信基礎研究所(ATR)、NTT、三菱重工業などは、大阪市の商業施設で、7台のロボットが連携して店舗案内や割引券配布などの接客をする実証実験を行った。天井や床に30台近くのカメラやセンサーを配置、迷子案内なども行えるという。実験は、1-3日間。 |
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<医用機器>
カテーテルに極細ハンド
立命館大学野方誠准教授らは、先端部に直径0.5mmの金属製の棒2本でできた鉗子を持つカテーテルを開発した。ロボットハンドのような機能を持ち、将来は血管内で病巣を取り除くことを目指す。企業と共同で実用化を目指すという。 |