| [概況] |
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[景気] 12月短観、34年ぶり全業種悪化:日銀が15日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、景気判断DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値)が大企業製造業で前回調査(9月)と比べて21ポイント悪化のマイナス24となった。5期連続の悪化で、悪化幅は石油危機後の1975年2月と並ぶ過去2番目の大きさだった。 |
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[動向] <企業> 牧野フライス、中国で鋳物一貫加工:牧野フライス製作所は、マシニングセンター(MC)の台座などに使う鋳造部品の最終工程を年内にも日本から中国へ移行する。その他、工具交換装置なども移管して、製造コストを約2割削減する。尚、最終組み立ては日本国内という。 <再編> 中部地方、航空機プロジェクト本格化:航空機の国内生産(1兆1千億円)の半分を占める中部地方では、米ボーイングの次世代主力機「787」や国産初のジェット旅客機「MRJ」向けに、新たな工場立地が相次ぎ、地元企業の期待が高まっている。一方、不況の波には歯を食いしばってでも頑張るという。 <環境> 日本ガイシ、独ユニコスに蓄電池納入:日本ガイシは、太陽光発電装置メーカーの独ユニコスに大容量蓄電池を納入した。ナトリウム硫黄(NAS)電池で、出力1,000kw。価格約3億円。08年度NAS電池の売上高170億円と前年度比30%増を見込むという。 <政策> 「新市場創造プラン(仮称)」など策定:二階俊博経済産業相は11日、都内で産業界代表と意見交換を行った。同相は、ベンチャー育成などを目指す官民共同ファンドや、先端分野の育成や内需拡大を通じて経済成長を目指す「新市場創造プラン(仮称)」を来春までに策定すると発表した。 <国際化> 中国では、コマツが建設機械向け鋳鋼品の新工場を建設09年11月稼働で1割増産、旭ダイヤモンド工業がダイヤモンド工具のメンテナンスサービスを開始した、日本光電がソフトウェア開発と機器生産を拡充12年度に07年度比2.5倍の50億円へ、ロック技研工業が簡易型アルミニウム蒸着装置を09年4月メドに生産する。タイでは、ニチユがバッテリー式フォークリフト工場を10年メドに新設。中国とタイでは、CKDが空圧機器や気体・液体の流量制御機器事業を強化する。米国では、やまびこが小型チェーンソーを円高対策として現地生産する。 |
| [機械技術開発] |
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<新エネルギー>
太陽電池、蓄電可能に
鹿児島大学野見山輝明助教らは、太陽電池の負極として、発電のための二酸化チタンと蓄電のためのポリアミンを組み合わせることにより充放電可能な太陽電池を開発した。光電変換効率はまだ0.05%と低いが、いずれ電子ペーパーなどに組み込むことを考えているという。 |
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<環境>
炉の攪拌棒屈折、核燃料再処理
日本原燃は、試運転段階の使用済み燃料の再処理工場で、ガラス溶融炉をかき混ぜる攪拌棒が炉内でL字型に曲がっていることを確認した。原因は不明。工場完成予定がまた遅れる予定が出てきた。再処理工場は、当初予定からすでに10年以上遅れているという。 |
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<ナノ加工>
フラーレンの水溶性5倍に
岡山大学高口豊准教授らは、フラーレンの針状結晶に蛍光灯の光を20時間当て続けることにより、従来よりも5倍近く多く水に溶かす技術を開発した。フラーレンは電気的特性が半導体タイプもあり、基板上に塗ることにより回路の微細化に有効かつ安価になるという。 |
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<マイクロ>
2cm角にモジュール化、センサーや発電機能など
オムロンは、センサーと発電・蓄電・無線通信などの機能を2cm角にモジュール化する集積技術を確立した。厚さ500ミクロン(ミクロンは1/000mm)のMEMS基板に、直径10ミクロンの穴を開けて配線を内部化した。生産現場の状態監視用に2010年春の実用化を目指すという。 |
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<自動車>
高効率・低発熱の等速ジョイント
NTNは、後輪駆動車と4輪駆動車のプロペラシャフト用に「高効率・低発熱10個ボール等速ジョイントHELJ」を完成した。ボールを小さくしてボールの数を6個から10個に増やし、さらに内部構造を最適化してボール移動時の抵抗を減らして、高効率・低発熱につなげた。2011年に量産開始。2013年、年間10億円の売り上げを目指すという。 |
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<自動車>
プラグインハイブリッド車、商用へ
中国の自動車メーカー比亜迪(BYD)は15日、家庭用電源で充電できる電気とガソリンの「プラグインハイブリッド車」の商品化に成功したと発表した。自社開発の鉄系リチウムイオン電池を採用し、一充電で100km走行可能。最高時速150km。充電時間は、家庭で9時間、車両専用電源では約15分で80%充電可能。当面は法人向け販売が中心で、価格は約210万円。 |
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<生産>
「特急」仕上げ、金属部品加工
板金加工のスガヌマは、40年前から使われている「けっとばし」と呼ばれるペダル式のプレス機でペダルを踏む力を加減して、0.1mm刻みで曲げる位置と角度を自在に操っている。熟練技術者によれば「足と手が一体化する感覚を身につけろ」とのこと。注文を朝受けて夕方に出荷する「特急品」の加工が大半。あえて古い機械で新たな加工ニーズに挑戦し続ける姿は、ものづくりの進化の道は一本ではないことを如実に示している。 |
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<生産>
CTスキャンによる3次元モデルの産業応用
和歌山県工業技術センター坂下勝則氏、花坂寿章氏、徳本真一氏は、CTスキャンによる断面画像を積層して3次元モデルを作成するX線CT実験システムを開発し、鋳造シミュレーションによる内部欠陥解析の有効性を検証した。その他、粉成型品の密度分布、鍛造における内部空隙の変形、ステントの変形等も検証した。今後も、本実験システムの高性能化を進めていくという。 |
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<ロボット>
野菜工場に農業ロボット
愛媛大学と井関農機などは、ロボットに搭載したカメラや温度センサーで生育状態を把握して、過去の生育データーとの高度情報処理により養分の給液を調整して、高品質野菜を高効率に収穫する「知的植物工場システム」の実用化に乗り出す。2011年メドに事業化するという。 |
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<医用機器>
赤外線レーザーで遺伝子のみを発現
産業技術総合研究所弓場研究員、川崎隆史研究員、藤森一浩研究員、出口友則研究員、京都大学放射線生物研究センター亀井保博助教、名古屋大学大学院高木新准教授、船津高志教授は、顕微鏡下で赤外線レーザーを当て単一細胞を加熱して熱ショック応答を引き起こし、調べたい遺伝子だけを発現させる技術を開発した。分子・細胞レベルでの病態の解明につながる成果として期待されるという。 |