| [概況] |
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[景気] 「農商工連携」で需要拡大:09年度政府予算のうち、中・小規模企業対策費は、08年度比129億円増の1,890億円となった。資金繰りなど緊急対策を講じつつ、農業と商工業を組み合わせて新事業を創出する「農商工連携」を進め需要拡大を図る。 |
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[動向] <企業> クリーンな街、企業が先導:大和ハウスは、「自転車中心の街づくり」などを掲げた「越谷レイクタウン」を発売し9割を売り切った。一方、日産自動車は、「電気自動車の導入」などを含めた環境先進モデルを横浜市に整備して、横浜の第2の開港を目指すという。 <再編> ジェイテクト、三井精機を関連会社に:ジェイテクトは、三井精機工業への出資比率を15.8%から30.34%に引き上げた(株式取得額約10億円)。5軸制御マシニングセンター(MC)やネジ研削盤など工作機械事業を強化するという。 <環境> 核燃料サイクルは是か非か:青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場は来春の本格操業を目指すが、これまで度重なるトラブルで計画が10年も遅れてきた上、安全性に対する評価も分かれている。原子力資料情報室共同代表西尾漠氏は「不安全」、京大原子炉実験所教授山名元氏は「安全」と夫々論陣を張っている。 <政策> 住宅用太陽光発電導入補助、開始:経済産業省は、住宅用太陽光発電システム導入補助金の交付を09年1月13日から募集する。1kw当たり7万円。住宅1戸当たり3-3.5kwであれば、21-25万円の補助が受けられるという。 <国際化> 中国では、ニチユが資本提携先の三菱重工業向けにバッテリー式フォークリフトのOEM(相手先ブランドによる生産)を開始する。ベトナムでは、東芝が工作機械などの産業機械向け小型モーターの新工場を建設10年9月生産開始。中国とカナダでは、クボタが6トン以下のミニ建機の販売を拡充し10年度に07年度比世界シェア4ポイント増の23%へ。欧米では、OKIが現金自動預け払い機(ATM)事業に早ければ09年度にも参入する。 |
| [機械技術開発] |
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<新エネルギー>
飛躍的に安全な二次電池の量産
東芝は、飛躍的に安全性の高い新型二次電池「SCiB」を開発した。リチウムイオン電池の負極材料として、これまでの黒鉛に代わってチタン酸リチウム(LTD)を使うことで実現した。さらに、5分間で充電でき、約6,000回の充放電が可能。電気自動車、ハイブリッド車、電動バイクやフォークリフト、太陽光発電、風力発電など広範囲の活用が期待できるという。 |
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<環境>
キャパシター・バッテリーハイブリッド、フォークリフト
コマツは、アクセルオフ時・減速時や前後進切り替え時に発生する走行回生大電流をキャパシターに回収して、回収電流をロスなく再使用するキャパシター・バッテリーハイブリッドのフォークリフトを販売している。エンジン車と比較して、燃料費は、4年間で165万円のコスト低減になるという。 |
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<ナノ加工>
素子の面積半分、22ナノ世代向け
東芝や米IBMなどは、立体型トランジスタを使って面積が従来より5割小さいSRAM(記憶保持動作が不要な随時書き込み読み出しメモリー)素子を作ることに成功した。材料の塗布や不要部分除去など加工技術を工夫して実現した。回路線幅22ナノメートル(ナノは10億分の1)世代以降の生産に応用が期待できるという。 |
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<マイクロ>
卓上型超高速ミリング加工機Ⅱ
産業技術総合研究所岡崎祐一ファインファクトリー研究グループ長らは、1996年のマイクロ旋盤以降、NCマイクロ旋盤、マイクロファクトリー、卓上型超高速ミリング加工機Ⅰに次いで、最高主軸回転速度300,000rpmの卓上型超高速ミリング加工機Ⅱを開発している。XYステージ:リニアモーター駆動最高速度400mm/s、最高加速度2G。制御装置:カスタムNC、0.1μm(μは100万分の1)フルクローズドフィードバック。その他、マイクロ射出成型機なども開発している。 |
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<自動車>
燃料電池・バッテリーのハイブリッド車
トヨタ自動車は、2008年9月に、さらに進化した燃料電池・バッテリーのハイブリッド車「トヨタFCHV-adv」の限定リース販売を開始した。一定スピードで走行するときは燃料電池を使用、加速時は燃料電池をバッテリーが支援、スタート時や低速走行時はバッテリーを使用。ブレーキによる回生エネルギーはバッテリーに回収。水素1満タンの航続距離約830km。その他、代替燃料HV、ディーゼルHV、プラグインHV、電気自動車(EV)などを開発しているという。HVは、ハイブリッド車の略。 |
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<生産>
引っ張り強度向上、CNT撚糸
大阪府立産業技術総合研究所喜多幸司主任研究員らは、カーボンナノチューブ(CNT)の撚糸(より糸)の引っ張り強度を高めることに成功した。CNTに撚りをかけるまえにCNTを凝集させ高密度化して実現した。CNT撚糸の径0.8ミクロン(ミクロンは1/1,000mm)、引っ張り強度1,200メガパスカル(メガは100万)。電子部品の微細化や炭素繊維などへの応用を目指すという。 |
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<生産>
目の粗さ1/10に、不織布
旭化成は、繊維間の隙間が従来の1/10の0.1ミクロン(ミクロンは1/1,000mm)以下の不織布を開発した。紙の原料である植物性セルロース繊維を毛羽たせたり、高圧をかけて叩きつけたりして実現した。諸フィルターへの応用や電池のセパレーターの高性能化にも貢献できるという。 |
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<ロボット>
画面の物体動かせる
らは、パソコン画面に表示された物体を掴んだり動かしたりする装置を開発した。布製の装置で、小型モーター2個と幅約5mmのひもを組み合わせて実現した。手術訓練用シミュレーターへの応用や遠隔地の人と握手するような「触覚通信」にも使えるという。 |
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<ロボット>
義手でも感覚を認識
東京大学工学研究科横井浩史准教授らは、右の義手のセンサーからの微弱電流を左腕に数回流すと、脳は右手の感覚だと認識するようになり、意志に応じて動く義手を開発している。左腕に流す微弱電流の波長を変えることにより5本の指の感覚も識別できる。物の形もわかり、義手が格段に使いやすくなるという。 |
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<医用機器>
熱で血管拡張、動脈硬化防止
慶応大学荒井恒憲教授らは、動脈硬化で狭くなった血管を温めて広げる新しい治療法を開発した。カテーテルの先端からレーザーを照射して60℃位になると、血管成分のコラーゲン繊維が柔らかくなり血管が押し広げられる。ブタなどの大型動物の実験で確かめた。来年度中にも人を対象に臨床研究を始めるという。 |